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世界時代のジャズ

私達のように、(アメリカの)ニューヨーカーでない、ジャズのドラマーが、ニューヨーカーに、自らの存在のみを肯定された場合にその対処策としては、アメリカの土着の民族性に無くて、ジャズが肯定的に発展して行くものを、既存のジャズのスタイルや方法にどんどんと導入していく方法が先ず、挙げられて良いのではないかと思います。

今日、グローバルな情報化社会の中で、ジャズに接しながら育って来た自分達は、アメリカのジャズの他にも、ヨーロッパのクラシック・現代音楽や南インドの古典音楽・バリ島のガムラン音楽、或いは、自国の雅楽や能・歌舞伎等、レベルの高い音楽に関わる芸術に触れ、それぞれの長所を学びながら、自分の音楽にそれらを活かすことが出来る時代に生きています。
ですから、ジャズスタイルの作品作りに付きましても、ジャズのスタイルに、色々な高度な音楽の要素を鏤めながら創作して行く事が可能になって来ています。

このような理由で、私のジャズ・イディオムを交えたスタイルや手法も多くのミュージシャンとの交流や、色々なジャンルの音楽からの影響により進歩・発展して参りました。
その創作活動の一部が、ここに掲載しているものなのです。これからの時代のジャズプレーのお役に立てればと思っております。

又、パーカッションには、打楽器だけの音楽もありますのでドラムセットでの演奏を、ジャズ或いは、メロディの伴奏のみに終わらせずに、ドラムを中心としたジャズ、ドラムだけのジャズ、或いは、メロディを伴奏役にまわした様な、リズムが主体を務める音楽の確立にも挑戦して行きたいと思っています。

これからの活動をご期待下さいませ、宜しく御願い申し上げます。有難う御座いました。    

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