|
|
|
|
スティックの持ち方・選び方
スティックの持ち方・選び方
ワンポイント・アドバイス
 |
(1)トラディショナルグリップ(=レギュラーグリップ):Traditional (Regular)Grip
@伝統的な(或いは標準的な)握り方という意味ですので、本来S.D.は皆この握り方だったのですが。左手のグリップの仕方に特徴があります。右手は叩(はた)きをかける様に動かし、左手は手首を回転させて動かします。クラシックやジャズの人達は皆、この握り方です。
このグリップの場合、特に左肩が下がったり、力が入り過ぎたりしないように気をつけましょう。
|
 |
A左手がスティックを挟んで持つ方法は@と同じなのですが、マッチドグリップの時と同じ動かし方で動かします。
|
(2)マッチドグリップ:Matched Grip
 |
左右同じ握り方をするグリップという意味です。
1960年以降のロック系のドラマーは、皆この握り方です。
又、クラシックでもティンパニーやマリンバなんかを演奏される方や、マレットでパーカッションを演奏する時等はこのマッチドグリップを活用します。
このグリップは詳しく説明すると、3つのポジションがあります。
@手の甲が真上を向く、パワー・ドラム向きのグリップ:2つのスティックの先端の為す角度が90゜になるように構えます。
(アームストロークやオープン・リム・ショットの時に有効です。)
|
 |
A標準の構え方:2本のスティックが45゜になるように構えてスティックをバウンドさせた場合、スティックを支える唯一の支点である親指と人差し指の上には両指の障害がなく、空間ができていますので、その間をスティックが自然と高い位置にまで跳ね返って来ます。この状態で構えるのが標準のマッチドグリップです。癖がない為、一番用途が多く、他の2つの位置にもチェンジが一番スムーズで、一番奥が深いと言えます。
(リスト・ストローク向きです。)
|
 |
B速く又は、繊細な音使いに適したグリップ:2本のスティックが0゜(平行)になるように構えると、親指がスティックの真上を抑えるかたちになります。この時親指の爪がスティックと同じ向きになるように構えるとBESTの状態になります。
(フィンガーストロークやプレスロールに向いています。)
上の3つの構え方は、スティックに力を入れる・入れないに関わらず、又ストロークの大小にも関係なく、更にS.D.の打面の移動にも関係なく音の大小をコントロールできる方法の1つでもあります。
最初は、どれでやり始めても構わないですし、どれが自分に一番フィットしていても構いませんが、最終的には、3つのスティッキングに対応できる事を目指すと良いと思います。
|
◆ スティックの選び方 ◆
ポイント
 |
1.軽く弾ませた時、同じ音がする物同志を選ぶ。
2.左右の重さが大体同じ物同志を選ぶ。(専用秤使用)
3. スティック全体の重さのバランスが、粗 均等な物同志を選ぶ。
(見つけ方は、人差し指に2本のスティックを載せて、前後のバランスを確かめます。ズレが1p程度なら問題ありません。)
|
<ADDITION>
|
1.スティックには中がカラカラで、軽く感ずるもの(Top Cym.向き)と、中がギッシリと詰まっていてずっしり重く感ずるもの(ハードロック系のH.H.Cym.向き)とが有りますが、後者のスティックは、どんな時にも、H.H.Cym.ワーク専用だと思った方が良いでしょう。Top Cym.にこれを使用すると、音が割れた様になって、きれいな音が出しにくく、テンポが速くなるにつれて、それは激化し、シンバルの揺れなども生じて使い難いと思います。
2.Top Cymbalのレガート奏法等には、特に中がカラカラで軽く感じるタイプのスティックで、チップ部分が米粒型で、中でもプラスチック製のものが、一番良く合うとされています。
3.チップ部が丸いものはロール向きです。ロールの練習はスティックの中がカラカラで軽いタイプのスティックで、少し太めで少し大き目で、チップが丸いタイプのものを使って練習すると左右の音の粒も良く揃って、早く上達します。
|
|